それで「おまえ3年やってダメじゃったら帰ってこいよ」
「はい」って出てきたんだ。
3年で結果を出さなきゃいけない。
3年のうちに、日本のジャズ界の第一線に自分を押し上げるためにはどうしたらいいかー。
毎日、必死で考えるわけだ。
本読んだりなんやかんやして。
その中にチャーリー・パーカーの伝記があったんだよ。
ある日、パーカーのところに若いサックス奏者がやってきて
「パーカーさん、あなたのように吹くにはどうしたらいいですか」って聞くんだよ。
するパーカーは「そりゃな、息を思い切り吸い込んで、指をできるかぎり速く動かせ」。
「これだ!」と。
「これしかない!」と。
それからはもう何も考えずに、息を思い切り吸い込んで、
指をできるかぎり速く動かすことに専念したんだ。
だから曲なんか吹かないんだよ。
うおおおおおーって50分、ただ吹き続けるわけだ。
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